2006年12月22日

終わりに

このブログは、この記事をもって終了とする。移転先は、XMLマスターのサイトにある「村田真のXMLブログ」である。最後に、これまで言及してきたWebサービスとRELAX NGについて簡単に述べておく。


Webサービスに対抗するものとしてRESTがある。RESTについては、日本ではほぼまったく理解されていなかったが、2005年の第八回XML開発者の日によって一気に理解が進んだ。最近では、RESTに基づいてAtom Publishing Protocol が制定されつつある。今をときめくRuby on Railsも、RESTに従うように変わってきている(2006年の第九回XML開発者の日でも報告があった)。RESTは、Webサービスに対抗する技術として日本でも認知されたといえるだろう。これは、山本さんなどの発表者の方のおかげである。私も、XML開発者の日の議長として、発表の場を提供できたことを喜んでいる。

RELAX NGについては、最近はRELAX winsChoose REALX nowという記事で注目されるようになっている。REALX NGが全面勝利を収めたとは私も思っていないが、もう全面敗北はないと言えるところまでREALX NGの採用が進んでいると感じている。

私自身は、総務省の国地方連携システムのためのスキーマをRELAX NGで作成する(そしてW3C XML SchemaとDTDに変換する)ことを、ここ二年間の最大の仕事としてきた。なお、RELAX NGを用いて、DTDやW3C XML Schemaに変換する手順は、データ標準化WGがまとめたガイドラインにも含まれている(W3C XML Schemaだけを利用する手順も含まれてはいる)。

準備段階を除くと、一昨年は100タグ分のスキーマを1人月で作成した計算になり、昨年はさらに大きく向上した。W3C XML Schemaへの変換のための工数は、5%を切った。この実績と比較されることを承知の上で、W3C XML Schemaを用いてチャレンジする会社は出てこないかも知れない。急いで付け加えると、国地方連携のスキーマは決して完璧なものではないし、スキーマごとに必要な工数は異なる。あくまで参考数値として利用されたい。  

Posted by 村田 真 at 14:24Comments(255)TrackBack(18)blogについて

2006年12月10日

このブログは止めよう

W3C XML Schemaについての宣伝が自動的に付与されるようになってしまった。頭髪上指し、目眥尽く裂く。

移転先は、そのうちお知らせします。  

Posted by 村田 真 at 00:16Comments(163)TrackBack(27)blogについて

2006年12月10日

審査を依頼してきたのは...

私の旧知のVincent Quintである。INRIAでAmayaなどを研究するグループのリーダを勤めている。W3Cでは、現在はTAGのco-chairであり、以前はW3Cチームの一員であった。私とは、WOODMAN '89 Workshop on Object-Oriented Document Manipulationというワークショップの頃からの知り合いである。なんと、20年近くも、お互いこの分野にいることになる。

博士候補者は、Pierre Genevèsである。商用のイメージ編集ソフトを独力で作成した経験からも分かるように強力なプログラマである。XMLの分野で用いられる数学理論をたいへんよく理解している。  

Posted by 村田 真 at 00:07Comments(125)TrackBack(0)

2006年10月19日

Bill Gatesのレビュー

http://www.joelonsoftware.com/items/2006/06/16.html

偶然見つけた記事。Bill Gatesのレビューは凄かったいう逸話。  

Posted by 村田 真 at 10:20Comments(6)TrackBack(0)

2006年10月17日

フランスでの博士論文審査会

フランスから、博士論文の審査会に審査員として招待された。渡航・滞在費はむこう
が負担してくれる。

論文をちょっと見たが、最近は理論をやっていないので、さっぱり分からない。論理式の
オンパレードである。審査会当日までは多少は分かっていないとまずいだろうなー。

追記: 論文はこれ。http://wam.inrialpes.fr/publications/2006/geneves-phd.pdf
こんな難しいものを読めと言われても困るんだけどなー。  

Posted by 村田 真 at 09:57Comments(0)TrackBack(3)フランスでの博士号審査

2006年10月10日

Office Open XMLのfinal draft

Ecmaから、Ecma Office Open XML File Formatsのfinal draftが公表された。

以下の二つのIRIから最新の情報が得られる。
http://blogs.msdn.com/brian_jones/archive/2006/10/09/Office-Open-XML-final-draft_210021002100_.aspx
http://www.ecma-international.org/news/TC45_current_work/TC45-2006-50_final_draft.htm

W3C XML Schemaによる記述と、RELAX NGによる記述の両方を提供している。
RELAX NGによる記述のほうがコンパクトで読みやすいが、まだレビューを必要
とする。

Markup Compatibility and Extensibility (Part 5)は,
DSDLのNamespace-based Valdidation Dispatching Languageに
よって、拡張属性を検証している。  

Posted by 村田 真 at 23:48Comments(2)TrackBack(9)XML

2006年08月31日

第九回XML開発者の日の発表者募集

11/24(金)に、新富町の印刷会館で、第九回XML開発者の日を
開催します。発表者候補は用意していますが、野に遺賢あること
を期待して、公募をします。公募枠は一つか二つです。  
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Posted by 村田 真 at 00:21Comments(0)TrackBack(0)XML

2006年07月09日

Viper night

IBMのデータベースの新バージョンViperについてのイベントで
講演をした。イベントのタイトルは、
[Viper night]:https://www-06.ibm.com/jp/software/data/events/viper/vipernight.html
である。Viperは本格的にXML対応している。  
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Posted by 村田 真 at 00:45Comments(0)TrackBack(0)XML/データベース

2006年06月23日

Ecma Office Open XML

Ecma Office Open XMLに私がどう対処するか  
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Posted by 村田 真 at 00:12Comments(3)TrackBack(0)XML

2006年06月05日

情報処理学会業績賞


Posted by 村田 真 at 23:14Comments(5)TrackBack(6)その他

2006年06月04日

韓国の大盤振舞い

先日のISO/IEC JTC1 SC34ミーティングはソウルで開かれたのだが、
韓国が大盤振舞いだった。  
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Posted by 村田 真 at 21:51Comments(0)TrackBack(0)規格行政

2006年06月03日

ODFのコメント審議ミーティングはなくなった

Open Document FormatのISO/IEC JTC1 SC34でのコメント
審議ミーティングはなくなった。すべての国が賛成投票を
したためである。  
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Posted by 村田 真 at 23:25Comments(0)TrackBack(3)XML

2006年05月05日

NVDLの規格化が終了

長きにわたったNVDLの仕様制定もついに完了した。最終投票結果は、
http://www.jtc1sc34.org/repository/0729c.htm
にある。  
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Posted by 村田 真 at 17:54Comments(0)TrackBack(0)XML

2006年05月05日

Open Document Format (DIS26300)の投票結果

投票した23カ国すべて賛成し、ISO/IEC規格として成立することは
確実となった。  
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Posted by 村田 真 at 17:44Comments(0)TrackBack(0)XML/ODF

2006年04月15日

博士と大学

博士を取ろうとしている。すでに予備審査は
終っているので、論文を提出し、最終審査を受ければよいはずだ。
いずれ、どこかの大学に移ろうと思う。  
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Posted by 村田 真 at 12:13Comments(0)TrackBack(0)その他

2006年03月07日

Webサービス論争再燃

Don Boxの記事をきっかけとしてWeb Servicesの有効性に関する討論が再発し
ている(念のために書き添えるとここで言うWeb ServicesはSOAPとWSDLを含む
WS-*の技術体系をさす)。肯定論も否定論も、最近は決め手を欠いているよう
に見える。  
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Posted by 村田 真 at 10:39Comments(10)TrackBack(21)XML/Webサービス

2006年01月16日

IETFの仕様制定の問題点

私はRFCの著者ではあるが、IETFについてはよく
知らない。しかし、規格団体はどこも問題を抱えている
ので、IETFにも問題があってもまったく驚かない。  
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Posted by 村田 真 at 04:24Comments(0)TrackBack(0)規格行政

2006年01月03日

Open Document Formatを採用しようとすると背中から刺されるかも知れない

Open Document Formatの採用を主張していたマサーチュセッツ州CIOのPeter Quinnが辞職した。  
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Posted by 村田 真 at 00:09Comments(0)TrackBack(0)XML

2005年12月23日

ついにFDISになったNamespace-based Validation Dispatching Language

やっとNVDLが、
[Final Draft International Standard]:http://www.jtc1sc34.org/repository/0694c.htm になった。
あとは、二ヶ月後に自動的にInternational Standardとして
成立するのを待つだけになった。  
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Posted by 村田 真 at 08:59Comments(0)TrackBack(5)XML

2005年11月29日

MicrosoftのOffice用XMLがECMAに

MicrosoftのOffice用XMLがECMAに提出されるという。たいへん
興味深い。  
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Posted by 村田 真 at 10:07Comments(0)TrackBack(32)XML